帯状疱疹予防ワクチンについて

帯状疱疹ワクチン予防接種について

帯状疱疹とは?

水ぶくれを伴う発疹や、ピリピリした痛みが、からだの片側に帯状に現れます。
痛みが徐々に増していき、日常生活や就労が制限されたり、夜も眠れなくなることがあります。 

帯状疱疹のワクチンには大きく分けて2種類あります。

①不活化ワクチン:帯状疱疹ワクチン(シングリックス)

帯状疱疹ワクチン(シングリックス)は、50歳以上の帯状疱疹発症予防効果は約97%です。
幼少期に水疱瘡にかかった方など、約3人に1人が人生のうちに発症すると言われています。
帯状疱疹になったことがある方にも接種可能で、再発の予防効果があります。

接種料金:1回22,000円(税込)
(2ヶ月の間隔を開けて2回接種が必要なので、合計で44,000円(税込)がかかります。)

対象者 50歳以上の方
接種回数 2回
接種間隔 1回目接種後、1回目から2ヶ月以上6ヶ月以内の合計2回の筋肉注射を接種します。

※他のワクチン(コロナワクチン含む)接種と前後2週間は空けてください。
副反応 発熱、注射部位の疼痛は高頻度で出現します。

 

②生ワクチン:乾燥弱毒生水痘ワクチン

生ワクチンは、帯状疱疹の発症予防効果は、50~59歳で69.8%、60歳以上の方で51.3%です。

対象者 50歳以上の方
接種回数 
1回のみ。
生ワクチンなので、化学療法・ステロイド使用中・HIV感染等で免疫力の落ちている方、基礎疾患により接種できない事があります。副反応の発現率は低いといわれています。

接種料金:10,780円(税込)

 

江東区帯状疱疹ワクチン予防接種助成について

令和5年4月下旬(予定)より、江東区では50歳以上の江東区民を対象に助成を開始予定です。

江東区民が、助成の手続きを取り、当院で接種した場合

不活化ワクチンのシングリックスの場合
当院での1回の料金は22,000円(税込み)から助成額の10,000円を引いた


1回:12,000円(税込)
のお支払いで接種可能となります!

(接種は2回必要なので合計24,000円(税込)となります。)

 

生ワクチンの水痘ワクチンの場合
当院での1回の料金は10,780円(税込み)から助成額の4,000円を引いた 


1回:6,780円(税込)
のお支払いで接種可能となります!


申込み

「江東区帯状疱疹ワクチン任意接種予診票送付依頼書」を江東区保健所へ郵送にてお送りください。
区で内容を確認したうえで、予診票が送られてきます。
区の予診票を用いず接種した際の費用の還付はできません。
必ず、事前に申請してください。

「江東区帯状疱疹ワクチン任意接種予診票送付依頼書」は当院にもご用意があります。

助成額
①・②のいずれか1種類(生涯で一度のみです)

①不活化ワクチン(乾燥組み換え帯状疱疹ワクチン:シングリックス)
2回接種
10000円×2回

②生ワクチン(乾燥弱毒生水稲ワクチン)
1回接種
4000円×1回

手順
①予診表送付依頼書を区へ提出いただき、区から予診票が送付されましたら電話にて予約をお願いします。
03-5632-3821

②予診表を記入しご持参の上、ご予約日にご来院ください。

予診表の持参のない方・江東区外の方は、助成が受けられません。所定の料金を頂戴いたします。

必ず予診表が届いてから、お電話でご予約をお願いいたします。

https://www.city.koto.lg.jp/260502/fukushi/hoken/yobo/05taijouhoushin.html

帯状疱疹ワクチン予防接種回数と注意点

シングリックスは2回接種となります。
2回目は2か月後、遅くても1回目から6か月以内に接種してください。

接種後、30分間は背もたれのある椅子で安静にしていただきます。
「痛みが苦手」「注射が苦手」「不安が強い」等がありましたら、ベッドで横になったまま接種することも可能です。
ご予約時にお伝えください。

詳しくはシングリックスのガイドをご覧ください。
http://www.nt.pial.jp/taki-iin/sp/shingrixafter.pdf